はじめにお読みください

はじめにお読みください

はじめに

 「交通バリアフリーからともに生きる社会を学ぼう!」は、冊子、ウェブサイトなどを使用しながら交通のバリアフリーについて学べる補助教材です。
 児童用教材冊子(教材冊子)「交通バリアフリーからともに生きる社会を学ぼう!」は、ともに生きる社会をめざし、乗り物や街の中のバリアフリー化の工夫について学び、さらには自分たちが実際に住んでいる街に出てみたり、障害のある人のお話を聞いたりしながら学習を深め、自分たちが実践できることを考えるためのきっかけとなる冊子です。

 この指導用冊子では、授業で教材冊子をご使用になる際の参考資料やヒントをまとめてあります。
 小学生の新学習指導要領の「総合的な学習の時間」の目的である「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに,学び方やものの考え方を身につけ,問題の解決や探究活動に主体的,創造的,協同的に取り組む態度を育て,自己の生き方を考えることができるようにする。」に合致した内容です。

 自らバリアフリーとはどんなものか考え、身近な具体例から理解を深めます。どのような人にどのように役立つかを考えることで、回りにいる障害のある人などを理解し、問題解決に向けた意見交換など創造的な学習に役立ちます。

福祉・健康 :障害者や高齢者を取り巻く状況の理解
ボランティア活動などへの参加:困っている人を助ける意識の醸成、協力する、実体験の交流
各種団体との連携:障害者団体、社会福祉協議会、交通事業者、国土交通省などとの連携
道徳:差別のない、誰もが参加できる社会を目指す、公共交通機関利用時のマナー
国語、社会など横断的学習:調べる、話しを聞く、討論する、まとめる、発表する力を身につける

などの効果が期待できます。